畜産業者歓喜、ニュルブルクリンク最速の牛運びマシーンが登場
ダッジ社のピックアップトラックに同じくダッジ社のバイパーの8.3Lエンジンを搭載したという無駄に恐ろしいマシンが、牛の運搬車としてニュルブルクリンク最速ラップを刻みました。
後部に牛を搭載することで車体を安定させる、つまり牛を積んで初めて完成するという天性の運搬マシーンとなっています。なお、動物愛護の観点からなのかどうかは知りませんが、本物の牛ではなくフィギュアが搭載されています。
World record cow transport at Nurburgring with Quickloader. A fun challenge for Top Gear.flv – YouTube
もちろん本当に牛を運ぶための車ではなく、いわゆるギャグ動画。実は車ではなく牛をくくりつけているタイダウンの宣伝なのでした。タイダウンというのはラチェットを組み合わせて荷台に荷物を強くくくりつけるための機材です。
Quickloader QL1500 “Secure” – YouTube
動画のアップロード主は「トップギアの連中なら、ブガッティかBMW・M3にトレーラーを引かせてもっと速く走るんじゃないかな」とコメントしています。
ちなみに市販車最速・四輪部門はレクサス・LFAの7分14秒64。「市販車」とはいえ50台限定の「ニュルブルクリンク・パッケージ」仕様というやや反則ぎみなマシンとなっております。
Lexus LFA Nürburgring Package record lap at the Nürburgring 2011 – YouTube
二輪車のほうはレーサーのホンダ・RC30が7分49秒71とあったり、スペック不明のスズキ・GSXR1000が7分46秒だったりとあまり記録が見当たりません。以下はカワサキ・ZX-10Rによる7分50秒の動画。おそらく7分40秒台後半というのがニュルブルクリンク最速ラップとなると思われます。
GyroCam Onboard Runde Nordschleife Motorrad – YouTube
それにしても二輪も四輪も日本の会社のマシンがニュルブルクリンク最速なのですよね……あまり普段は意識しないことですが、日本の技術力はあらためてすごいと感じました。
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