科学と技術

深夜でも焼きたてのフランスパンが食べられる自動販売機が登場


米を主食とする私たちが産地や品種に厳しくなるように、フランス人もフランスパンについてはかなりのこだわりがあり、レシピや製法、寸法などを細かく定めた法律があるほど。パン屋が閉まった深夜でも焼きたてのフランスパンが食べたい!という市民のために自動販売機が登場しました。


パン屋を営むJean-Louis Hechtさんは、閉店後の夜中にフランスパンを買いに来るお客が多いことからこのアイディアを思いついたそう。一部調理済みのフランスパンの種を機械に仕込んでおき、1ユーロ(約110円)入れてちょっと待つと、24時間いつでも仕上げ焼きをしたカリカリのフランスパンを買うことができます。

なんでわざわざ暑い8月にリリースしたのかというと、バカンスでほとんどのパン屋が店を休むため。夏の間にどれだけ注目を集めることができるでしょうか。

Raw Video: French Bread From a Vending Machine – YouTube

生活スタイルが多様化するのに合わせて技術やビジネスが追いつこうとするのが面白いですね。ちなみにパン職人組合の広報担当者は「まだ食べていないが、風味を何時間もたもつことが本当にできるのかどうか納得できない」とやや否定的なコメントを残しています。

ソース:Paris gets its first 24-hour baguette dispenser – feel le pain | World news | The Guardian

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