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「アメリカ海兵隊」ブランドのエアソフトガンが登場へ


アメリカの狩猟用品・エアソフトガン販売業者がこの度アメリカ海兵隊と契約、同ブランドのエアソフトガンを製造・販売することを発表しました。海兵隊の認知向上のための宣伝の一環とのことです。


発表したのはアメリカ・クロスマン社。競技用・狩猟用の小口径ライフルやエアライフルの他、主に若年層や初心者向けにエアソフトガンを輸入・販売している企業です。これまでにレミントン社・マーリン社などのライセンス生産・販売の実績もあり、業界では大手といってよい存在です。

プラスチックの弾を撃ち出すエアソフトガンは日本では一般的には玩具として知られていますが、見た目が非常にリアルな上、火薬を使う実銃よりも安全なことから各国の軍や警察で訓練に用いられています。自衛隊に向けても「閉所戦闘訓練用教材」として東京マルイ社の製品が使われています。

しかし今回生産・販売されるのは、こうした訓練のためのハードなものではなくサバイバルゲームで遊ぶ若年層向けのエアソフトガン。ライセンシングは認知度を向上し海兵隊の志願者を増やすための策の一環と海兵隊の広報担当者はコメントしています。

こちらのページで海兵隊ブランドのエアソフトガンの情報提供が行なわれる模様。今はまだ何もない状態で「お知らせが必要な方はメールアドレスをご入力ください」ということです。

Marines Airsoft

どのような製品がリリースされるのかは分かりませんが、同社のサバイバルゲーム向けブランド「Game Face」では香港Classic Army社とのコラボ商品があることから、東京マルイ社製電動ガンのクローンであることが考えられます。

Game Face Airsoft

エアソフトガン本体はさておき、海兵隊印のBB弾はなんだか御利益がありそう。バケツ入り9万7千発のバイオ弾とか買ってみると面白いかもしれませんね。

Game Face Airsoft :: Munitions Depot :: .25g ORANGE Bio Verdict BBs

ドライペイントで覆われており着弾するとマークがつくそうです。
‪Game Face™ Airsoft Verdict™ Marker BBs‬‏ – YouTube

アメリカの軍隊は志願者の確保が厳しくなっているようで、テレビコマーシャルやイベントなどブランディングをかなり強化しています。特に志願増に直結する若年層向けアピールは以前から特に盛んで、陸軍などは30億円の予算をかけて本格的FPSゲーム「America’s Army」を公開しており「どんな宣伝ツールよりも効果をあげている」とのこと。

America’s Army Official Website

もちろん現実はゲームよりもはるかに厳しいのですが、テレビの存在感が落ちている昨今、広報のツールとしてゲームやおもちゃというのはこれからさらに注目されていくのではないでしょうか。

ソース:Crosman Announces Licensing Agreement With United States Marine Corps « « Croswords Croswords

トップ画像:Marines on the rifle range | Flickr – Photo Sharing!

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