化け物バイク「Aprilia RSV4 Factory APRC SE」vs日本生まれのスポーツカー「Nissan GT-R」のガチ勝負動画
2008年、ドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで7分29秒3という市販車最速のタイムをたたき出し、ポルシェをはじめとするスポーツカーメーカーをパニックに陥れた日産・GT-Rと、「レーサーにウィンカーつけただけ」レベルで公道で乗るのがためらわれる化け物バイクアプリリア RSV4の対決動画です。
勝負の中身はともかく、一般人が買って公道で乗れるマシンがここまで高性能でいいのか、という内容となっています。
YouTube – Aprilia RSV4 Factory APRC SE vs Nissan GT-R
ちょっと捕捉しておくと、一緒に走るのではなく別々に走ってタイムを計ればまた違った結果が出たように思います。GT-Rがバイクとの接触を気にしているような場面もあり100%のタイムというわけではなさそう。
しかし、それを割り引いてもRSV4の速さには目を見張る物があります。特にスタート時やコーナーから脱出する時の加速がすごい。
加速するには一気にアクセルを開けないといけません。しかし原付スクーターならともかく、このクラスのバイクともなると、エンジンのパワーにタイヤのパワーや重量がついていかず、ウィリーしたりタイヤが空転したりしてしまいます。
ならば徐々に回転をあげていけばいいのでは……となるのですが、ちょっとのことで大きく変化してしまうため、普通の人間の感覚ではタイミングがシビア過ぎます。
そこで、最近のバイクはアクセルをコンピューター制御にして人間をアシストするものが増えました。ガバッと適当にアクセルを開けてもマイルドな変化にしてくれたり、回転数を落とさずミリセカンド単位でギアチェンジできたりします。
アプリリアではこのシステムをAPRC(アプリリア・パフォーマンス・ライド・コントロール)と呼んでいます。解説の動画はこちらから。
YouTube – Aprilia Performance Ride Control Explained, In Action
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