乾燥した荒野の中に際立つ青、アフガニスタン・マザーリシャリーフに建つ「ブルーモスク」の画像
「青のモスク」というとイスタンブールのものが有名ですが、中近東では青い釉薬の原料となったコバルトが多く産出したことから、各地で青いタイルを用いた美しい建造物を見ることができます。「聖なる墳墓」の意であるアフガニスタン第4位の街、マザーリシャリーフにあるものもその1つ。まさに異国の色彩です。
こうして青いタイルが多く作られるのは、コバルトが多く産出したことのほか、タイルを焼く温度が低くて済み、技術的に簡単であったこともあげられます。でもこの写真を見ると、乾燥した岩山がつづく風景の中にまったく違う色が欲しかったのかな……と遠い昔に思いをはせずにはいられませんね。
ソース:Blue Mosque of Mazar Sharif Afghanistan
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