汚れてヌルヌルしたつり革から手を守るため、広告入りの紙の手袋を提供する「Metro Mitt」プロジェクト

日本人の清潔好きは世界でも有数のものと言われてきましたが、海外もかなりのレベルになってきた模様です。ニューヨークの地下鉄の乗客に無料のビニール手袋を配布して、広告を表示するという新手のメディア「Metro Mitt」が登場するようです。
理屈は非常に簡単。企業の広告を印刷したビニール手袋を無料で配布し、着用してもらうことで広告メディアにしてしまうというもの。

特にラッシュアワーの時間帯では手すりやつり革が手の脂でヌルヌルとしていることが多く、こういう手袋を着用したい人は多い気がします。
中吊り広告と比べるとどうでしょうか……インパクトありそう?今のところは提案段階だそうですが、1日500万人が利用するという交通機関なだけに実現すればかなり大型の広告メディアとなりそうです。
近年、テロ対策でゴミ箱が少なくなっているため、使った後に捨てる場所に困りそうだなーという問題があったり、そもそも手だけ守ればよいのかという疑問もあるのですが、衛生意識が高い人を狙い撃ちにできる点は広告メディアとしてなかなか面白そう。そのうちロゴ入り防塵マスクなんかも出てくるのでしょうか。
ソース:MetroMitt LLC
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