スペースシャトルと国際宇宙ステーションのドッキングを地上からとらえたすごい動画と写真
アマチュア天文家が市販の機材を改造して、とんでもない映像を撮影してしまいました。現在、スペースシャトル最後のミッションを行っているディスカバリー号と国際宇宙ステーションのドッキングシーンを地上からとらえることに成功しています。
これはイギリスのロブ・ブレンさんが8.5インチのニュートン式反射望遠鏡で捕らえたもの。誘導は「手」というからさらに驚きです。撮影はアイピースからキヤノンEOS 40Dで行われ、ISSに向かうスペースシャトルがくっきりと見えています。
こちらは、フランスのlegaultさんが撮影したもの。1分間に1.2度ずつ角度をずらしながら撮影した画像を実際の2.5倍の速さの動画に編集しなおしたもの。宇宙でワルツを踊っているかのようなシャトルとISSの動きが楽しめます。
Thierry Legault – International Space Station and Discovery before docking
他にも「太陽の前を横切るISS」などいろいろな画像を撮影されており、ギャラリーは必見の内容となっています。
これは偶然、旅客機から撮影することに成功した今回のスペースシャトルの打ち上げ。専用の追跡機でもなければありえないアングルの動画です。
YouTube – Space Shuttle Launch: Viewed From an Airplane
「ちょっと離陸が遅れちゃったけど、このすごい眺めを見られたんだからみなさん文句はないですよね?」というナレーションがいかにもアメリカという感じでユーモラスですね。
ソース:ISS + Discovery
Thierry Legault – International Space Station and Discovery before docking
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