最新電動レーシングバイク「MissionR」驚きの内部構成が公開
以前、Mission Motors社の新型電動レーシングバイク「Mission One」を紹介しましたが、その中身についてはカウルの下に隠されていたために見ることができませんでした。今回はフレーム構造なども公開されており、より深く最新の電動バイクの秘密に迫ることができるようになっています。
本来エンジンがあるべき場所はカラッポ。スイングアームは片持ち。
クラッチレバーがないのでやっぱり寂しい左側面。
トラスフレームとサブフレーム。フレームビルダーは片持ちハブステアのGSX-RADDで知られるJames Parker氏。
モーターをフレームの一部として使うストレスメンバー方式。
ネックとバッテリーボックスが一体化しているアルミ削りだしのフロントサブフレーム。
フレームのジオメトリやパッケージングは通常のバイクと一緒でも、部品構成がガソリンエンジンとはまったく違うために配置には苦労したようです。
カバーをつけるとこんな感じ。カウルの下はバッテリーだらけということですね。
Mission Motors社は電動スポーツカーで知られるテスラ社に所属していたエンジニア、フォレスト・ノース氏を中心に創立された企業。彼が作った最初の電動バイクはドゥカティのフレームにバッテリーとモーターを積んだもので、2008年夏ごろからカリフォルニア各地で目撃されていました。その後継にあたるMission Oneは2010年中の市販化を目標としていましたが達成できていません。3代目となるこのMission Rはどうなるでしょうか。既に電動スポーツバイク「Native-S」が発売となっているだけに楽しみです。
ソース:The Mission R with Its Clothes Off
関連記事:
アストン・マーチンのV12エンジンで425馬力・時速400kmでかっとぶチョッパーバイク「V12 Aston Homer」 – DNA
歴史の闇に消えていってしまいそうな自動車・バイクのエンジン10選 – DNA
世界で最大、2千ccの単気筒エンジンを持つバイク「NSU BISON 2000」 – DNA
カワサキのモンスターバイク「ZX-12R」のド迫力をよく表したマッチョなCM – DNA
時速250kmでクラッシュすると、バイクはここまでぐちゃぐちゃになることが分かる画像 – DNA
流線型のグラマラスなカウルがかっこいいカスタムバイク「1930 Art Deco Henderson」 – DNA
ホンダ、新型ロードスポーツバイク「CBR250R」を発表、細かい仕様やカラーバリエーションなどまとめ – DNA
世界のオークションで最も高く売れた歴史的なバイクトップ20 – DNA
バレンティーノ・ロッシがマン島TTレースで使用したバイク「ヤマハ・YZF-R1」がeBayに出品される – DNA
電動バイクレースTTxGP向けの新型バイク「Mission R」がMission Oneから登場 – DNA
カワサキのネオクラシックな新バイク「W800」の詳細がリーク、仕様も一部明らかに – DNA
100年以上前に製造されていたビンテージ・バイクいろいろ – DNA
映画「トロン:レガシー」の超近未来バイク「Light Cycle」をほぼ完璧に再現、公道も走ることが出来るバイク – DNA
電動バイク、混合レースでガソリン車に勝利し表彰台入り – DNA