ウクライナで行われた「国際ボディーガードコンテスト」の画像
自分の命を顧みず、他人を守るボディガード。いざというときは自らの命を盾とする彼らは日々厳しい訓練に努めているわけですが、ウクライナではその技術を互いに競い合う「国際ボディーガードコンテスト」が行われました。この手の団体が集まるような競技会は世界でも珍しいのだそうです。
コンテストにはCIS諸国を中心に24カ国が参加。5日間の間に群集警備や射撃など、6つの競技で競い合います。
インドからもチームが参加。
対テロ部隊の落下傘降下デモ。
150人以上の参加者の中で唯一の女性エージェント、オルガ。
競技その1:群集警備。群集の中をVIPを守りながら移動するテクニックを競います。
ナイフ、警棒、銃や傘など様々な武器で襲われるので、うまく対処しなくてはなりません。
競技その2:格闘。インドチームが謎の武術で観衆を魅了したそうです。
競技その3:射撃。
伏せ、ひざ立ちなどいろいろな姿勢で競われます。
競技その4:運転技術。軍の飛行場で緊急運転のテクニックが競われました。
競技その5:車の検査。制限時間内にしかけられた3つの爆発物を無力化します。
競技その6:応急処置と負傷者運搬競技。
参加者によれば「ボディーガードに最も必要な武器は頭脳」とのこと。危険を予測し、避けたり防いだり、時には撤退することが重要であり、武器を使用する事態に陥るのは失敗なのだそうです。写真を見る限りではどんな戦闘になっても彼らが負けることはなさそうですが、奥の深い世界です。
ソース:Мозаика странностей – Как готовят сотрудников спецслужб. Эксклюзивный фотоотчет
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