ミクロの世界から宇宙の限界まで、あらゆるサイズのものを比べられるFlash「The Scale of the Universe」
ウィルスから惑星まで、私達の周りには驚異的な大きさ・小ささのものが存在していますが、多くは「○○ミリメートル」という風に文字でサイズが表現されているだけで具体的な大きさがイメージしにくいことがあります。このFlash「The Scale of the Universe(全宇宙のスケール)」はスケールを自由にズームイン・アウトすることで、様々なものどうしのサイズを直感的につかむことができるようになっています。
操作は簡単、下のスライドバーを左右にドラッグするだけです。カーソルキーの左右でも同じように操作できます。
ぐぐっとズームアウトしていきましょう。
次に現れたのがニュートリノ。1ヨクトメートル。1の前に0が23個並ぶというすさまじい小ささです。
このあたりまでズームアウトするとなんとなく知っている名前が現れました。X線の波長が5ピコメートルだそうです。
さらに水素原子、ヘリウム原子などが現れます。
DNAらせんが見えてきました。上のピンク色の物体はHIVウィルス。
10マイクロメートル程度の大きさなのは赤血球、赤外線の波長、霧の水滴など。
ギネスブックに載っているミミズ「ミクロカエトゥス・ラピ」は全長約7mらしい。怖すぎです。
アメリカ大陸や水星、月など。だんだんスケールが大きくなってきました。
大・小のマゼラン雲はこの辺り。小さいほうでも直径3500光年(3.5×10^16キロメートル)という途方もない大きさになってきました。
そして、どれだけ科学が発達しても原理的にこれ以上遠くは見られない「可視宇宙」の大きさが930億光年(約9.3×10^23キロメートル)。実際の宇宙のサイズがこれより大きいのか小さいのかはまだなんとも分かっていないそうです。
様々なサイズのものを1つの基準で並べてみると、なんとなくそのスケールも理解できます。自分のサイズだけで物を考えるのに行き詰ったら、他のスケールを基準にしてみるのもいいかもしれません。
ソース:HTwins.net – The Scale of the Universe