科学と技術

あたためるとヒビが消えるスマホ用ディスプレイの特許をモトローラが取得


スマホをぶつけたり落としたりしてディスプレイにキズが入ってしまうことはよくあること。そんな「うっかり」が起こっても、このディスプレイパネルが実用化されればなんとかなってしまう未来がやってくるのかもしれません。

モトローラが出願した内容によれば、キモはディスプレイパネルに用いられている「形状記憶ポリマー」。熱をかけることで、元の形に戻ろうとする性質を利用して小さな傷を埋めてしまうという仕組みです。

よくこんな感じでキズが入ってしまうことがありますよね。

こんな感じで指で囲みます。

損傷箇所をアプリが読み取ったら、その箇所を自動的に熱して、ヒビを修復する仕組み。体温を使って戻すこともできるとのこと。

ポリマーの風合いが高級感を求めるスマートフォンにそぐうものになるのかどうかは分かりませんが、低価格帯のものや子ども向けの携帯ゲーム機にはぴったりの機能ですね。

あと自己発熱するスマートフォンはやはり危険な香りがするわけで……安全対策もしっかりしていて欲しいところです。
爆発事故が相次ぐサムスン・Galaxyを爆弾として使用できるグランド・セフト・オート5のMODが登場 – DNA

ソース:Method and device for detecting fascia damage and repairing the same – USPTO

トップ画像:Note | Daniel Kulinski | Flickr

関連記事

スマートフォンの僅かな傾きや揺れからパスワードを類推することが可能に - DNA

折りたたむとスマートフォンのようなシルエットになる中国製のマッチ棒ピストルがすごい - DNA

脱ノーパン、スマートフォンにはかせる「スマートパンツ」全8種が近日発売 - DNA

スマートフォンのSSIDを「Galaxy Note 7」にしていた人のせいで飛行機が大幅遅延する騒ぎに - DNA

スマートフォンで紙飛行機をコントロールできるようにするキット「PowerUp3.0」 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧