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「わめき屋ベティ」F/A-18戦闘機の警告音声の中の人が引退


戦闘機のコックピットで「プルアップ(上昇せよ)」「ビンゴ(燃料残量低下)」などとうるさく言い続ける警告音声は俗に「わめき屋ベティ(Bitchin’ Betty)」の名前で呼ばれています。この音声はすべて人間の声優の声なのですが、この度ボーイング社のF/A-18戦闘機を担当していたレスリー・ショックさんが引退するということです。

コールサインが描かれたF/A-18のコックピットで記念撮影をするレスリーさん。レスリーさんは長らくF/A-18戦闘機の「わめき屋ベティ(Bitchin’ Betty)」として、多くのパイロットに言うことを聞かせてきました。

彼女の声が聞こえる時は何か問題が発生している時。彼女の警告によって間一髪命を永らえた人も多いそうです。動画はこちらから。
“Bitchin’ Betty” Says Farewell: Beloved Voice Behind Boeing’s F/A-18 Super Hornet Retires – YouTube

ブザーやランプに加えて音声のセリフでも警告が出るようになったのは60年代。第2次世界大戦からのパイロットが現役で飛んでいた時代ということで、その当時に管制官や無線手をすることが多かった女性の声が警告音として採用されました。

後の研究では声の性別によるパイロットの反応速度の差は認められないということが分かっていますが、こうした伝統から今でも女性の声が採用されることが多いそうです。

英語版オリジナルの「Siri」の声も合成されたものではなく、一つ一つ録音されたものでした。ほんのちょっとしたことですが、人間と接するインタ-フェイス部分にはこうしてものすごい手間がかけられているのです。
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ソース:The Distinct Voice Of The F/A-18 Hornet’s ‘Bitchin’ Betty’ Warning System Is Retiring

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