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警察が軍の払い下げ品を使っているアメリカの自治体をインタラクティブマップ


アメリカの暴動によって注目されている「警察の軍隊化」。警察がどんどん重武装していることをうけてのことですが、アメリカの警察はいったいどれくらいが軍の払い下げ品を使っているのでしょうか。ちょっと面白い結果が出ています。


以下の画像をクリックすると地図が見られます。航空機、装甲車、防弾ベスト、グレネードランチャー、暗視ゴーグル、アサルトライフルのアイコンをそれぞれクリックすると、それらの払い下げを受けた自治体がハイライトされます。画像は防弾ベストを払い下げられた自治体を表示したもの。自前で買うところが多いので数は少なめです。
Mapping the Spread of the Military’s Surplus Gear – NYTimes.com

軍の装備と共通のものが多くなってきたことを「警察の軍隊化」と批判する向きもありますが、近年は組織犯罪やテロなど重犯罪化・重武装化が進んでおり軍隊並みの装備でなければ被害を最低限に抑えるのが難しくなってきています。

重武装化のきっかけとなった1997年、カリフォルニア州のノースハリウッド銀行強盗事件。自動小銃や防弾チョッキを着込んだ2人組の強盗に対し、拳銃のみを装備した警官だけでは対抗できず大きな被害を出しました。
Police Training Footage of the North Hollywood Shootout 1997 – YouTube

ソース:Log In – The New York Times

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