ゲーム

「ウォッチドッグス」2012年のテスト版と製品版のグラフィックス比較動画


展示会に出展されるゲームは基本的には「未完成品」なので、製品版とは細部が異なっています。こちらは先日発売されたTPS「ウォッチドッグス」のテスト版と製品版のグラフィックスを比較している動画。製品版に向けて変えた点を見ると、たくさんの人に向けてゲームを売ることの難しさがよく分かります。


動画冒頭では「デモ版と製品版で同じ明るさの時間帯でまったく同じ場面を再現することはできなかった」という注意があったうえで「GPU(グラフィック処理を行うチップ)の処理を軽くしたようだ」と説明がありました。

具体的には半透明な処理、光の反射や逆光、風などの天候、NPCの数などが挙げられています。具体的に見るべきところは以下のとおり。左がテスト版、右が製品版です。製品版はPC向け最高画質で撮影されています。

風にそよぐ枝の動きが明らかに違うところ。路面にうつる木漏れ日の影の動きや細かさも違います。路面の反射と主人公の背中部分の明るさの差(コントラスト)が製品版では小さい。コントラストが大きいほうが映画っぽくてかっこいいのですが、黒くつぶれると見えにくいというのもあり難しいところ。

群衆の数が製品版では減っている他、天井の電球、床の排水口など凸凹の数を減らす処理が行われています。

スモークがなくなりました。

こちらも霧の効果が変わっています。また水たまりの映り込みもややパワーダウン。

車のヘッドライトが霧の中で光の帯になる効果も製品版ではなくなっています。

きれいなグラフィックスはもちろん大事ですが、一方でゲームとしては動きを大事にしたいもの。どこでディティールに凝るか、どこで動きを優先するかという割り切りがこういう部分に現れているのが面白いですね。
Was Watch Dogs Graphically Downgraded? E3 2012 vs PC Ultra Comparison – YouTube

昔のゲームは「このゲームが出てしばらくすればこのゲームが動かせるハードウェアができているだろう」みたいな無茶な画質のゲームが結構ありました。今はちゃんとした人が、こうしてちゃんと考えて作っているので安心です。

関連記事

バイオテロで崩壊したニューヨークの街を取り戻すトム・クランシー原案のアクションRPG「The Division」の舞台設定やゲームプレイ動画いろいろ - DNA

SWATvs強盗の頭脳戦が楽しめるFPS「Rainbow Six(レインボーシックス)」最新作「Rainbow Six Siege」 - DNA

約30年間におよぶ「メタルギア」シリーズのグラフィックの進化をまとめた1枚の画像 - DNA

FPSゲームの良し悪しはグラフィックスだけでは判断できないことが分かる動画 - DNA

FPSゲーム「Thief」の画質をXbox One・PS4・Xbox 360・PS3・PCで比較するとハードウェアの進歩に驚く - DNA

複雑に絡み合うコード……プログラムの進化を視覚化すると大変なことに - DNA

現実よりリアルなグラフィクスの「メタルギアソリッド5:グラウンド・ゼロズ」のメイキング動画 - DNA

驚異の進化、歴代の「iPhoneカメラ」全6機種の画質を徹底比較 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧