アートとデザイン

ハードロックバンドのマストアイテム「マーシャル・アンプの壁」に隠された真実


20世紀の人々に最も影響を与えたものの一つとして「ロック音楽」があります。そのステージの象徴でもある「マーシャル・アンプの壁」は、最近ではこんな風になっているようです。


1. さて、こちらがマーシャル社のアンプ。このように積み上げるものはスタックアンプとよばれ、楽器などからの音を増幅し大音量で再生するために使います。

2. ロック音楽のごく初期から存在するメーカーでありその「音」の雰囲気がたまらないという演奏者・聴衆はたくさんいます。そのためロックバンドの舞台には欠かせないものとして、こうやって置いてあるのですが……

3. 実はハリボテなのでした。

4. こちらはもっとハリボテっぽいですね。

大昔ならいざしらず、最近の音楽ホールはその設計段階から自前の音響設備を持っているもの。外部からの機器よりも効率がよくそして操作が簡単なことがほとんどです。

また機器間にケーブルをはわせたり電源を確保するのはセッティングが大変になったり、またいちいち巨大なアンプを運搬するのはマネジメントが大変。そういうわけでこうしたフェイクのアンプを使うバンドが多いようです。

出てくる音はまったく変わらないのですが「正統派ロック」を標榜するバンドは、このように見た目も「正統派」っぽい世界観を大切にしています。大味なように見えて、こういう細かい部分も手を抜かないのが面白いですね。

トップ画像:Slayer | Flickr – Photo Sharing!

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