科学と技術

トヨタ・プリウスにハーレーのVツインを搭載した最高にロックなレーサー「TOYOHOG」


イギリスの自動車評論家にして「トップ・ギア」の司会者、ジェレミー・クラークソンが「電化製品」とまで言ったトヨタ・プリウス。エンジンでガソリンを燃やしてドコドコ言わせながら走る旧来の自動車とはまったく違う、くらいの意味ですがそんな大人しめのエコカーが、ハーレーのエンジンを得てロックなマシンとなりました。


2008年式プリウス・スペシャル・エディション、またの名を「TOYOHOG」はプリウスに1986年式ハーレー・ダヴィッドソン・スポーツスターの空冷Vツインエンジンを搭載し、自動車としての魂を取り戻したマシン。「TOYOTA」の「HOG(イノブタ=ハーレーの愛称)」でTOYOHOGという名前になりました。

アメリカ全土で展開しているレースシリーズ「レモン24耐」は「500ドル(約5万円)以下で買える自動車」のみが参加できる非常にユニークなレース。ブレーキやロールバーなどの安全装備以外の車体・改造費・人件費を500ドルに収めた車両だけが出場できます。

不良中古車から消費者を守る「レモン法」によって、ボロながら安価な自動車の販売が難しくなってしまった現状に対して疑問を投げかけているレースなのですが、その中でも最高の栄誉とされる「IOE賞」を受賞したマシンがTOYOHOG。

IOE賞は「どう見てもマトモに走るわけがないんだけど規定周回数をクリアしちゃった」マシンに送られます。883ccのオリジナルエンジンを1100ccにボアアップ、元のハイブリッドエンジンはとっぱらい、トランスミッションとプリウスのデフギアをチェーンで接続するという極めてむちゃくちゃな改造っぷりでした。

先日eBayにて出品されていたのですが、500ドルの約4倍となる2175ドル(約22万円)で落札されました。

出品のオマケとしてついてきたハーレーダヴィッドソン型ハイブリッドエンジン・バイク、またの名をエンジンドナー。芝刈り機のエンジンで発電機を回し、バッテリーに充電して走るというもの。最後に止まったっきり動かないそう。

動画はこちらから。
ToyoHog Harley Davidson Prius at 24 Hour of LeMons Sears Po – YouTube

車両のロックな作りも面白いのですが「レモン24耐」レースの内容もなかなか楽しそう。またまとめてみたいと思います。

ソース:Toyota Prius HD Special Edition | eBay

関連記事

「俺が死んだら俺のハーレー・ダビッドソンと一緒に埋めてくれ……」と遺言した男のお葬式がすごい - DNA

その名は「ハーレー殺し」、70年代最速のドラッグレーサーバイク「Hogslayer」 - DNA

ノートン・フェザーベットフレームにハーレーのVツインエンジンを積んだハイブリッドバイク「Norley」 - DNA

ハーレーダビッドソンがキャンプファイヤーで大活躍し大喝采を浴びている動画 - DNA

人種差別の嵐の中でバイクに乗り続けた、アフリカ系モーターサイクルギャング達の画像 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧

Twitter上のコメント一覧