ネット・PC

ネット上に自分の分身を保存して肉体の死から自由になれるWebサービス「Eterni.me」


人の魂は人の体がなくても成立するのではないでしょうか。その人の見たこと、聞いたこと、考え方のクセ……などありとあらゆる情報を入力すれば「その人」を再現できるのではないでしょうか。そんな理論から生まれたのが「Eterni.me」。生前に情報を保存しておくことで、自分の死後も分身がネット上で生き続けるというすごいサービスです。


「Eterni.me」はマサチューセッツ工科大学の起業家養成プログラムから生まれたプロジェクト。登録者はまず、自分のWebメールやTwitterなどのSNSアカウントなど、いわゆるソーシャルなストリームを「Eterni.me」に接続し、データを送り込みます。

「Eterni.me」はそれらのデータをまず「意味づけ」します。ここで本人らしい部分を取り出し、サービスに「模倣」させます。そうするとその人が死んだ後も遺族や生前の友人の質問に答えることができ、ネットで永遠に生き続けられるのでは、というコンセプトです。

1. Webチャットのようにネット上の複製と会話ができるようになるとのこと。

意味づけや模倣の精度次第ではありますが、個人の知恵や知識の有効活用という点では現在でもあるプロセスをWebサービスに落とし込んだものといっていいかも。故人の思い出は生きている間だけではとても語り継ぎつくすことはできませんが、こうしたサービスがあれば、いつでも先祖の知恵を借りるということもできるのかもしれません。

肉体と知性がどういう関係にあるのかは人工知能分野ではかなり真剣に議論されています。五感の刺激が脳に大きな影響を与えているのは当たり前なのだから、「人工知能を作り出すためまず完璧な人体の複製を作ろう」という試みもなされています。

自分の分身を残して永遠に生き続けたい、というニーズがどこまで大きいのかは分かりませんが、個人的には自分の分身と会話をしてみたいですね。バッチリ意気投合するのかものすごくイヤなやつなのか、一度会ってみたいものです。

紹介動画はこちらから。
Eterni.Me Company Offering Immortality & Skype Chats with the Dead – YouTube

ソース:Eterni.me – Virtual Immortality

関連記事

人工知能と恋愛をする男性を描いたビターなラブコメディ「Her」 - DNA

2013年最も人間のふりをするのがうまいチャットBot「Mitsuku」とチャットできるサイト - DNA

とうとう突破か?「CAPTCHA」を攻略する人工知能が開発 - DNA

「iPhone 4S」のお茶目なアシスタント、Siriさんの愉快な問答集 - DNA

IBMの超コンピュータ「ワトソン」にスラングを教えたら大変なことになった - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧

Twitter上のコメント一覧