科学と技術

現場の空間を丸ごと記録できる3Dスキャナをニューメキシコ警察の鑑識課が導入


事件の現場の状況は写真やビデオで保存するしかなく、片付けてしまうと後から再現することはできません。それでは現場の空間をまるごと測定して保存してしまえば……そんな夢の技術を3Dスキャナが実現、実際にアメリカ・ニューメキシコ州の警察で使用されているそうです。


ニューメキシコ州が約8万6千ドル(約860万円)かけて導入したのはこちらの3Dスキャナ。

これをスキャンしたいエリアにこんな感じでずらっと並べます。

あとは1台1台のスキャナが周辺空間を走査して、あたりの3Dマップを生成してくれるというしくみ。

普通の写真ではなくて形状データなので、回転させたり角度をかえたり、ズームも自由自在。現場のジオラマをまるごと保存してあるのと同じことになりますね。

通常の写真はこういう感じの角度でしか記録できず、裁判ではちょっと分かりにくい部分もあるのですが……。

このように上から見せたりすることもでき、より確実に事件の真相を解明できるとのこと。解像度は数ミリ程度ということです。

SFの刑事ものではこうした「現場のまるごと保存デバイス」は出てきましたが現実として見てみるとものすごいインパクトですね。
Roswell police get 3-D scanner – YouTube

ソース:Roswell police get 3-D scanner – YouTube

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