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ハーレー・ダヴィッドソン、500ccのVツインエンジンを搭載した「入門向け」バイクをリリースか


男の中の男のためのモーターサイクルという言葉が相応しいハーレー・ダヴィッドソンですが、「入門向け」として誰でも楽しめる500ccのVツインエンジンを搭載したラインアップの開発が進んでいるようです。


これはハーレー・ダヴィッドソン社の社長(最高執行責任者)マシュー・レヴァティッチが、ミルウォーキーで行われた同社の創立110周年記念式典のスピーチで触れられたもの。

詳しい名称やスペックなどは語られていませんが「小回りがきいて、軽量で、座席位置が低くて(足つきのよい)」もので、既にマシュー氏は試乗したとのこと。同社のラインアップは883ccと1200cc、そして1400cc以上とどれをとっても「大型」なもの。

日本では「ちょっと大き目の中型」となる500ccクラスのラインアップとして、以前ハーレーは傘下の「ビューエル」ブランドで500ccの「Blast」を生産していましたが既に廃止されています。

ビューエルの「Blast」500ccの空冷シングルエンジンを搭載した取り回しの軽いバイクでしたが絶版となっています。

新しいバイクはは新開発のVツインエンジンを搭載した「アメリカンスタイル」のものになるよう。またこのバイクはアメリカ国内ではなく、インドで生産されるとしており、ヨーロッパなどで免許上の制限があって乗れない人たちや、これまで原付や小型バイクが主流であったアジア・南米の新興国を主なターゲットとして考えているようです。

また、スピーチでは「電動ハーレー」の可能性についてもふれ「人々はダメだ、というだろうが、エンジニア達は興味があるようだ。ハーレーらしい見た目、サウンド、乗り心地を電動で再現することは可能だと考えている」とも語りました。

ハーレーのブランドを表す言葉といえば「アウトロー」「タフ」「マッチョ」「ワイルド」といったものがすぐ浮かびますし、実際それに沿った製品作りをすすめてきましたが、どうやら少し方向転換が始まるようです。

ソース:Harley-Davidson to launch 500cc learner bike … and maybe an electric?

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