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サイバー戦争による現実世界への物理的攻撃をシミュレーションするジオラマ都市「NetWars CyberCity」


サイバー攻撃で危険にさらされるのは情報だけではありません。例えば航空管制システムを乗っ取れば、任意の場所に飛行機を突っ込ませるなど物理的な攻撃を行うこともできます。このような現代のサイバー戦争を訓練すべく、軍・官公庁向けセキュリティ教育機関が特殊な「ジオラマ都市」を使っています。


「NetWars CyberCity」はセキュリティ教育機関SANSが提供するジオラマ都市。大きさ2m×3mほどの中に「街」が作られ、それらが実際のエネルギー制御システムや病院管理ソフトなどで管理されています。

訓練では守備側の人間は遠隔地からネットワークを守るという設定で、まずセキュリティカメラをハックして街の様子を把握し、どこにどんな攻撃が行われているかを確認します。あるエリアが停電していたり、電車や信号が稼働していなかったりといった状況からダメージを判断し、対策をしていきます。

コンピューターから得られる情報ではなく、物理的に何が起こっているのか、あるいはどういうダメージを受けたのかを組み合わせた実戦的な訓練が行われます。このセットを用いて現在18の訓練シナリオが作られており、発電所や病院、交通機関などインフラへの攻撃どう守るかを訓練・考察していきます。

守備側も同じことができるとすれば、ハッカーに対して物理的な攻撃をしかけることもできるのでしょうか。互いの位置情報を得てICBMのコントロールを奪い合うような未来は避けてほしいものですね。

ソース:SANS Launches NetWars CyberCity to Train Cyber Warriors for Defense

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