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全米でどの空港が危険な病気の感染源になるかを算出する「パンデミック・シミュレーション」


2009年、新型インフルエンザの爆発的感染により世界で約1万4千人もの命が失われました。特にその速度はすさまじいもの。交通機関の進歩により、約半年で全世界で死者が確認されてしまいました。当然その防止策も研究されています。これはマサチューセッツ工科大学から発表された、アメリカ国内の感染経路シミュレーションの動画。ある地域で感染が確認された場合、どの空港をまず閉鎖すべきかを瞬時に判断するためのものです。


最初の15日間でどのようなルート・規模で感染が起こるかを予想しています。
The role of U.S. airports in disease epidemics – YouTube

カギとなるのは接続性・交通量・地理的な位置とのこと。単純に航空機の時刻表だけでなく、例えば感染者が乗り換え待ちをしている間に他の人に感染させてしまう可能性など、実践から得られたデータを数多くフィードバックしています。

アンカレジ空港はアメリカ国内への中継便が多いので接続性が高く、ハワイ・ホノルル空港は地理的に感染源となりやすくなります。そしてもちろんロサンゼルスとJFK空港はこの3つを満たす「要注意エリア」となっています。

こうしたシミュレーションが公開されていれば、対策チームや私たち一般人は準備もしやすいというもの。例えばテキサス州が専門家向けに提供しているパンデミック対策Webページでは、これまでの病原体データや交通機関の状況、人口統計など州政府が持つ豊富な情報を組み合わせ、様々なパンテミック発生パターンを予測し、予測される観戦範囲やルート、適切な対策計画の立案を補助します。
Texas Pandemic Flu Toolkit – YouTube

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