科学と技術

「肩に乗った小さな相棒」を実現するウェアラブル・ロボットを山形大学が開発中


「主人公には見えるけれども他の人には見えない肩乗り妖精さん」はアニメやマンガの定番キャラクターですが、これを科学技術で実現しようとしているのがこちらのウェアラブル・ロボット。日本人はちょっと未来を先取りしすぎていますね。


これは山形大学の妻木勇一さん、小野史暁さん、佃泰輔さんが開発しているMH-2・ウェアラブル・コミュニケーション・システム。例えばテレビ会議などをする時、画面越しに相手が写っているだけではいまいち雰囲気が伝わりませんが、こうしたロボットを介することであたかも相手がそばにいるかのように感じることができます。

開発の目標はこの形なんだそうです。

本体を小型化するためあらゆるアクチュエーターを体の外に出しています。頭についているのは立体カメラ。

駆動は操り人形方式。複数のワイヤーをひっぱることで様々な方向に関節を駆動させます。

このシステムを収めるために、現在はバックパックが必要です。

動画はこちらから。
MH-2 Wearable Communication Robot – YouTube

ソース:Japanese MH-2 Shoulder Robot Wants To Be Your Friend, Literally – IEEE Spectrum

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