科学と技術

ホンモノのジェット機のコックピットで遊べるフライトシミュレータを自作した男


世の中には酔狂な人がいるもので、本格的なジェット機のコックピットを再現して遊んでいる人が結構いたりします。しかしこの人はちょっと違っていました。ほんもののジェット機の機首部分を丸ごと買ってきて、自分の家で遊べるシミュレータに改造してしまったのです。


シミュレータを作ったのは元パイロットのジェームスさん。それまでも木製のコックピットを作っていたそうですが、離婚して家が広くなったのをきっかけに「超リアルなコックピット」を作る決心をしたそう。

そして探し出してきたのがこれ。1968年製のボーイング737ジェットの機首部分。重さ実に1100kg。当たり前ですが超リアルです。

ジャンクヤードで捨てられていたのを2000年6月に1500ドル(約12万円)で下取りして制作はスタートしました。

下取りした当時のコックピットの様子。まずこの計器盤やワイヤー、シート、スロットルなどをすべて取り外します。

ピカピカに磨いて再塗装。

ノーズは新たに作りました。

フライトシムのソフトウェアから計器のデータを取り出し、実物どおりに表示させるのに膨大なプログラムが組まれました。もちろんほぼすべてのスイッチやレバーが実物通りの機能をもっています。ネットを通じて実際の気象情報も表示されるという凝りっぷり。ちょっと考えたくない作業量ですね。

計画がスタートしたのは12年前。干支がひとまわりすると人間ここまでできるということがわかる動画はこちらから。
James Price builds a flight simulator in his Pleasanton, California garage – YouTube

凡人はせいぜいちょっとお高いスティックとスロットルを買うくらいで我慢したいと思います。

ソース:Front section of Boeing 737 recycled as superb flight simulator

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