科学と技術

エンジンのすべてを使い切るタフ&ヘビーなSUV二輪・ヤマハ「XTW250 陵駆」


日本にも周囲に人の気配がしないエリアというのは結構たくさんあるものですが、そんな中、次の街まで頼れるのは自分の体力とバイクのみ。大量の荷物を搭載しあらゆる道を走破、そして電装品への給電……エンジンのすべてを余すところなく使い切るサバイバルな二輪者のコンセプトモデルがヤマハの「XTW250 陵駆」です。


「XTW250 陵駆」はヤマハのコンセプトバイク。2011年の東京モーターショーで初めて展示され、各国のバイクメディアの話題をさらいました。大阪モーターサイクルショー2012でも展示が行われています。

太いタイヤに二つ目ライト、エンジンガードなど見た目はツーリングというよりもラリー仕様な雰囲気。

スペックはこちら。参考出展なのがとても残念な魅力にあふれています。

黄色×黒で工事現場カラーです。

二つ目+LED2灯。

サイドスタンドは左右両方にあり。

パンク修理キット入れにバッテリー。自己完結型バイクですね。

左側は交流100Vのアウトレット。発電機としても使えます。

ナビと多機能メーター

巨大なキャリアにファットなタイヤ。これは欲しい。

電気自動車の日産・Leafも「LEAF to Home」として、バッテリーから家庭用電源を供給できるシステムを開発していますが、XTW250もそうした緊急用の用途として役に立ちそう。日常の足としてよし、緊急の時にはAC100Vを供給できる移動式発電機としてもよし。移動手段としてのバイクに「もしもの備え」という新しい側面を見出した面白いコンセプトです。

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