科学と技術

中国の貯水池に浮いているどうやって持ってきたのか分からない航空母艦


世界最大の船、航空母艦は大きすぎるため川をさかのぼる……なんてことはできないのですが、なぜか中国の内陸部には、ため池のサイズギリギリの大きさの航空母艦が浮かんでいます。いったいどこから運んできたのでしょうか。


問題の場所はここ。上海の西にあり、沿岸部といってよい場所ですが航空母艦のような巨大な船が進める川や運河は周りに見当たりません……どうやってこんな貯水池に空母を持ってきたのでしょうか?

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正体はこちら。湖の上に立てられたハリボテの「空母型のビル」なのです。ハリボテといっても世界最大の空母、アメリカのニミッツ級の8割教くらいのサイズという巨大さで、迫力だけなら本物クラス。

こんなに窓だらけの軍艦はありませんねー。

これは中国・上海の西にある「東方緑舟」という子ども向けの軍事テーマパークに展示されているもの。スポーツ施設と4000人を収容可能な宿泊施設が併設されており、遊びながら国防に関して学べるようになっている……要するに軍隊版「キッザニア」といった感じになっています。

中国では若い人達の国防意識を高めるためにこうした軍事テーマパークは色々なところに作られているわけですがどれも規模がすごい。なにしろ空母だらけなのです。

海軍に空母を採用するつもりでソ連から払い下げてもらったはいいものの、どれもこれもガラクタなので転用するしかなかったのかな……と考えてしまうほど空母だらけとなっています。

まず中国南部・深センにある「ミンスク・ワールド」。1995年に大韓民国の企業にスクラップとして売却された後に、1997年、中華人民共和国の企業に売却されたキエフ級航空巡洋艦の2番艦ミンスクです。経営が不安定で2005年には一度破産しますが、今でも経営は続けられているようです。

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それから最近オープンした中国北部・天津の軍事テーマパーク「浜海航母主題公園」。キエフ級のネームシップ「キエフ」をソ連解体後の2000年に買い取り展示しています。

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このキエフの飛行甲板は2011年5月13日に中国で行なわれたピエール・カルダンの2011年コレクション発表会の舞台にもなりました。

そして最後に、中国が現在建造中のハリボテでもなんでもない本物の戦闘用空母。旧ソ連の空母「ワリヤーグ」を2002年に買い取り、ひたすらサビ落としと改装を行なっているものです。

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大連のドックで建造中の写真。

名前は清代の将軍の名をとった「施琅」とも言われていますが、まだ正式には発表されていません。7月1日の共産党創党90周年記念日や10月1日の建国記念日あたりが怪しい感じです。

ソース:Chinese Aircraft Carrier?

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