科学と技術

水面をバウンドしながらターゲットに向かっていく「反跳爆撃」を実際に再現した動画


第二次世界大戦中、ドイツ工業地帯のダムを破壊するチャスタイズ作戦では、空中から落下する普通の爆弾や水中を進む魚雷ではなく「水切り」のようにバウンドする爆雷を使った「反跳爆撃」が行われ、大きな成果を上げました。いったいどのようなものであったのでしょうか?

イギリス空軍第617飛行中隊の「反跳爆撃」は映画になるほど有名ですが、研究の結果があまり残されておらず、これを検証するためにケンブリッジ大学のヒュー・ハント博士とカナダのTV局が当時の技術者、バーンズ・ウォーリスの研究を再現するために行ったのがこちらの実験。

吊り下げられた爆弾はモーターで逆向きに回転しています。

これを翼長の4分の1という超低高度で投下。

するとすぐに水面で沈んでいかず、水面をバウンドしながらダムに近づいていきます。

実際のダムには魚雷をとめるためのネットが張り巡らされていたため、こうした方法でネットを超えつつ背の低い目標を狙う必要があったわけですね。

模擬ダムに見事命中。

動画はこちらから。
Dambusters – Building the Bouncing Bomb – YouTube

目標の小ささや狙うタイミングのシビアさから、まるで映画やゲームのクライマックスシーンのようですが、実際この作戦は55年の映画「暁の出撃」になりました。そしてさらに「スター・ウォーズ」第1作のクライマックスであるデス・スターへの攻撃で大いにオマージュされました。
Star Wars Rip-Offs: The Dam Busters – Side by Side Scene Comparison – YouTube

現代だとこういうものが使われるでしょうか。技術の進歩を感じます。
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