科学と技術

青い炎を吐きながら雄叫びをあげるフェラーリ製のビンテージF1エンジンの動画


最近のF1はいかに絞ったスペックからパワーを取り出すかという方向にレギュレーションが変わっていますが、昔のF1といえばまさにモンスターマシンの集まり。71年に使用されたチーム・フェラーリの312B2の心臓部、3000ccの180度V型12気筒が咆哮する動画です。

動画はこちらから。見た目も音も素晴らしいですね。空燃比の最適化によって最高出力365HPを達成したとのこと。
Ferrari F1 312B2 Dyno Video – YouTube

フェラーリ・312B2は1971年シーズンの第3戦モナコグランプリから登場した改良型マシン。シリンダー口径とストロークを変え、高回転化されたエンジンが搭載されました。
ファイル:Ferrari 312B2 Jacky Ickx 2010 Canada.jpg – Wikipedia

F1は安全確保のため、そしてレースの技術を市販車に転用できなければ意味がないということで年々排気量等のスペック制限が厳しくなっています。2014年の規制は厳しく、エンジン音は大きく変化しました。

2014年のF1レギュレーションの変化がよく分かる2013年とのエンジン音を比較した映像 – DNA

もっとも1600ccのV6エンジンと排気量で5割弱減っているものの、パワーは倍以上になっているとのこと。技術の進歩はすごいですね。

関連記事

爆撃機用46リッターV型12気筒エンジンで走るクラシックカー「ブルータス」 - DNA

12気筒・4万2千ccのエンジンを搭載し時速260kmで走るベントレーの動画 - DNA

歴史の闇に消えていってしまいそうな自動車・バイクのエンジン10選 - DNA

まったくの白紙状態から最新技術を投入して開発されたランボルギーニの新12気筒エンジンが登場 - DNA

24気筒・3400馬力のディーゼルエンジンをダイノでテストする - DNA

2014年のF1レギュレーションの変化がよく分かる2013年とのエンジン音を比較した映像 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧