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アメリカ陸軍が下半身を守る「防弾ふんどし」的ハーネスを開発


アフガニスタンやイラクといった近年の戦場では、銃に撃たれることはもちろん、巧妙に仕掛けられた地雷や爆弾で負傷するケースが多いよう。そうした体の下方向からの衝撃や破片から下半身を守るべくアメリカ陸軍は「防弾ふんどし」的なデザインのハーネスを開発しました。

今回、アメリカ陸軍ナティック研究所が特許を取得したのはこちらのハーネス。ケブラーを重ねて作られています。

このようにズボンの外側に、足に巻きつけるように装着します。内股部分はかなりキツくフィットするので細かい破片が入り込んでくることがないのがよいとのこと。

IED(仕掛け爆弾)や地雷の爆発では、下半身に破片が多く突き刺さるために治癒が遅くなることが知られていました。ナティック研究所では以前ご紹介した「軍用防弾パンツ」など既存のものを含め様々なデザインのハーネスをテストしていたそうですが、このデザインがもっとも防御力が高く、かつ動きを妨げないものであったようです。今後は兵士だけでなく、救急医療や消防など危険な現場に派遣される人にも支給される予定ということです。

急所を爆風から守るための「軍用防弾パンツ」 – DNA

ソース:Army patents new blast debris pr

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