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ハリウッド版「攻殻機動隊」公式アカウントが謎のティザー動画5本を公開


「スティーブン・スピルバーグが映画化権を取得した」と報道されたのが2008年。以来、ハリウッド版「攻殻機動隊」制作は凄まじいまでの紆余曲折を経てきましたが、先日TwitterとYouTubeの公式アカウントが謎のティザー動画を5本公開しました。

ハリウッド版「攻殻機動隊」は「原典」である士郎正宗作のコミック版を原作とするSF映画。「人形遣い」とよばれる超A級ハッカーを捕えるべく、こちらも超法規的組織スレスレの警視庁公安9課が奮闘するというのが大筋のストーリーですが、これでもかというほどに詰め込まれた難解な設定やサイバーパンク的記号によってカルト的という言葉では足りないほどの影響力をもつ作品です。

それほどの作品なので、脚本やキャスティングがリークされる度に、ファンの賛同とバッシングが殺到。凄まじいまでの期待度に制作陣はどう応えるのだろうかと注目されているなか出てきた動画は、さてどうでしょうか。

すごく日本趣味を全面に押し出した1本めの登場人物。

首にケーブルを接続した僧が車座になっている5本め。

……1本1本の動画が非常に短いものなのでなんとも言えないのですが、4本目に登場するビートたけし扮する荒巻部長などを見るに、コミック・劇場版・TVアニメ版いずれとも違う雰囲気が漂っています。

「攻殻」と言うよりもギブスンの「ニューロマンサー」に近いものを感じるのですが、みなさんはどうでしょうか。公開されている動画はこちらの5本です。

Ghost In The Shell (2017) – #1 – Paramount Pictures – YouTube

Ghost In The Shell (2017) – #2 – Paramount Pictures – YouTube

Ghost In The Shell (2017) – #3 – Paramount Pictures – YouTube

Ghost In The Shell (2017) – #4 – Paramount Pictures – YouTube

Ghost In The Shell (2017) – #5 – Paramount Pictures – YouTube

こちらはいわゆる「ファンフィルム」ですが、こんな感じでビジュアライズしている人が本当にたくさんいる「攻殻機動隊」。2017年3月31日の公開まで、じれったい日が続きそうです。
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