アートとデザイン

バーチャルリアリティのユーザーインターフェイスが視界を埋め尽くす未来の現実世界のショートフィルム「HYPER-REALITY」


見えているものはすべてウソなのがバーチャル・リアリティ(VR)の世界。しかし、私達の世界は今やVRを「本当のもの」として扱い始めています。ありとあらゆるものにAR(拡張現実)のタグがふられ、極彩色のインターフェイスが立ち上がる世界を視覚化したのが、こちらのショートフィルム「HYPER-REALITY」です。

本編はこちらから。
HYPER-REALITY on Vimeo

「HYPER-REALITY」はロンドンに拠点を置くメディアアーティスト、ケイイチ・マツダの作品。以下の2本のパイロットムービーを元に、Kickstarterで出資が募られました
Augmented (hyper)Reality: Domestic Robocop on Vimeo

Augmented City 3D on Vimeo

主人公はとある女性。買い物などの用事をクラウド上で受付け、代わりにお使いをするサービスに登録して働く日々ですが、あまり評価は高くなく、いつも他人のレーティングを気にしています。自分が何者なのか、やりなおせるのかと悩む日々。

ある日のお使いでVRゴーグルの調子が悪くなり、システムを再起動することになりますが……

再ログインのための生体情報である血液を奪われてしまいます。

あらゆる評価と個人情報を失った彼女が行き着く先は……

かなりビターな結末となるこちらの作品、インターネットにあらゆるものが載っていくこれからの社会ではありふれた事件を描いているのか、それともファンタジーのまま終わるのか……不気味な予感がしてきます。

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