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数千年間作り続けられている中東・シリアの「アレッポ石鹸」の伝統的な製造風景


一説には古代エジプトのクレオパトラ(紀元前1世紀頃)やパルミラの女王ゼノビア(3世紀頃)も使っていた……とも伝わるシリア・アレッポのオリーブオイル石鹸。石鹸発祥の地とも言われているほどその歴史は長く、現在でも数千年前から伝わる伝統的手法で製造されています。

アレッポ石鹸の原料は、シリア北部またはトルコ南部産のオリーブと月桂樹(ローレル、ロリエ)の実から採取したオイルとソーダのみ。オリーブオイルとローレルオイルの割合は大体9:1くらいで配合されています。

1. 石鹸のもとを床の枠内に大量に流し込み約一日くらい冷やします

2. ある程度固まると数人がかりで小さく切り分けていきます

3.

4. 真っ直ぐ等間隔に進む見事な職人技

5.

6. あとは半年から一年、長い場合は2年もの間じっくり乾燥させてから出荷されます。

アレッポ石鹸の製造工程を撮影した映像がこちら。ペロッと味を確認しています……すごい。
Ancient Olive Soaps – traditionally made in Aleppo, Syria – YouTube

アレッポ石鹸は、現地のスーク(市場)でもよく見かける名産品で1個数十円くらいで販売されているのでおみやげとしても大人気となっています。(アレッポのスークは中東でも随一の規模と豪華さを誇っていたのですが、残念なことにシリア騒乱の影響で多くの歴史的建造物が破壊されてしまっています)

ちなみにこちらはポーランドのビンテージ石鹸包装紙です。東欧風の雰囲気とレトロ感が見事にマッチしています。
独特のレトロ感と魅力的なデザイン、東欧・ポーランド製のビンテージ石鹸包装紙10枚

ソース:“Olive oil soap factory in Syria” by TwelveColonies in pics – Album on Imgur

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