科学と技術

スイス・アルプスの深いクレバスの中をドローンで飛びながら撮影した動画


標高3000メートルにあるクレバスにもち人が落ちてしまったら中を捜索することはほぼ不可能。むしろ二次遭難の危険すらあるわけですが、そうしたレスキュー用途にもドローンが有用であることがよく分かる動画です。

これはスイスの飛行ロボット開発企業Flyability社が制作・公開したもの。高山中のクレバスに落ちた人を探すのは大変危険なのですが、無人運用できるドローンなら設備の足りない高山でも運用が可能で、比較的安全です。

ドローンにはロールゲージが取り付けられ、氷壁に当たっても飛び続けることが可能です。動画はこちらから。
Drone flies in crevasse – YouTube

ドローンというと「飛ぶ」というのが一番よく知られた機能ですが、実際は「支え無しで浮かんでいられる」というのも注目されている機能。砂漠の真ん中に浮遊させて携帯電話の基地局にしたり、こんなふうにどこでも自由自在に動かせる照明として使うことも考えられています。
写真撮影中に自動でライティングを変更してくれるドローンシステムをMITの研究者が開発 – DNA

ソース:Flyability redefines UAV operation boundaries and explores the heart of a glacier

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