科学と技術

チタニウム板の防弾性能はどれくらいのものなのか50口径ライフルで試している動画


カーボンとならんで物欲が高まる素材「チタン」。軽くて強力なことから戦闘機やスーパーカーのボディにも使われている素材ですが、このチタンの防弾性能は実際どんなものなんでしょうか。

チタン製品の防弾装備といえば、ロシアの軍用ヘルメット。以前紹介したこちらの動画では、実際に人がかぶって実験をしていましたが、見事に防弾しています。
[閲覧注意]ロシアの特殊部隊用防弾ヘルメットの性能テスト動画がざっくりしすぎていて怖い – DNA

まずは22口径の小さなピストルから。

傷がついたかな?という感じ。この後9mmや5.56mmなど色々な弾丸を使いますが、凹む程度です。

それでは真打ち、50口径の徹甲弾ではどうなるかというと……

大きく凹みますが抜けてはいません。

ヒビは入っていますね……。丸太に立てかけず、しっかり固定していたら危なかったかもしれません。

動画はこちらから。
Is Titanium Bulletproof? – YouTube

50口径がエンジンブロックを抜けることを考えると、チタンなかなかすごいといえるかも。最近は鉄の防弾板の性能も上がってきているので、価格の高いチタンの優位性はやや薄れつつあるそうです
Engine Block Penetration Test .22lr to .50bmg – YouTube

この装甲ケースをチタンで作り直すとどうなるのでしょうか。
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