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人類の善意を信じて送り出されたアメリカ横断ヒッチハイクロボットが惨殺体で発見される


人間の善意はどこまで信用できるのか。「hitchBOT」はそんな永遠の問に答えを出すべく、通りすがりの人にヒッチハイク・ロボットを運んでもらってアメリカ横断を目指すというプロジェクトでしたが、開始後わずか2週間ほどでバラバラの惨殺体となって発見されました。

hitchBOTは、カナダの研究者が中心となってスタートしたプロジェクトでした。これまでにカナダ、ドイツ、オランダ各国での横断旅行を成功させており、今回はいよいよアメリカ東海岸から西海岸への旅を達成するところだったのですが……。

在りし日のhitchBOTさん。ネットと接続されており、カメラで写真を送ったりGPSで現在位置を知らせながら、ヒッチハイクを繰り返していく予定でした。
Ready for the USA on Vimeo

しかし2015年8月1日、ペンシルバニア州フィラデルフィアの路上で見るもむごたらしいバラバラのガラクタとなって発見されたのです。

hitchBOTがTwitterに投稿した断末魔と思われるツイート。

誰がhitchBOTを殺したのか……実は事件の直前、炎上マーケティングっぽい投稿で有名なフィラデルフィアのユーチューバーの2人がhitchBOTを拾い上げて一緒にいたのです。

この2人は「hitchBOTの殺害現場を偶然撮影していた監視カメラの映像を入手」として、どう見てもフェイクな動画をYouTubeで公開するなど、どんどん悪ノリしてさらに炎上していきました。
The Hitchbot’s Last Moments | FULL “Surveillance Footage” – YouTube

この「バラバラ殺人」は本当に事件なのか、それとも事件全部が「仕込み」なのか。事件だとすればユーチューバーの2人はいったいどこまで関係しているのか……hitchBOTがバラバラにされて捨てられたのは事実なわけで、ちょっと後味の悪い出来事ですね。

ソース:hitchBOT USA TOUR COMES TO AN EARLY END IN PHILADELPHIA

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