アートとデザイン

東京の究極に狭いホテルの部屋とそこに定住している住居人を撮影した写真シリーズ「Enclosed : Living Small」


東京の下町に存在する少し不思議なホテルには日本からだけではなく世界中からやって来た人々が生活しています。このホテルの特徴はカプセルホテルが贅沢に感じてしまうほど小さく質素な部屋。世界の大都市にはバックパッカー御用達の安宿が存在していますが、それにしてもかなり独特な雰囲気があります。

この写真シリーズ「Enclosed : Living Small」は、アメリカの写真家 Won Kim 氏が、東京のあるバックパッカー用ゲストハウスを撮影したもの。以前に Kim 氏が日本中を旅した時、たまたま立ち寄ったのがこの東京・荒川区にあるホテル。このホテルは、大きなビルの一角にあり、案内板などが全く存在せず、まるで秘密の場所のようだったとのこと。また、世界中から集まった人々や日本ぽくない雰囲気など、普通じゃないホテルの雰囲気に惹かれてしまったようです。それで2年後に再度このホテルに訪れ2ヶ月滞在しここの住む人々と人間関係を築いて写真撮影を行っています。

1. Ai (日本)

2. Kento (オーストラリア)

3. Rie (日本)

4. Mendis (スリランカ)

5. Kiyoshi (日本)

6. Murakawa (日本)

7. Yusuke (日本)

8. SKY (日本)

9. Hanad (フィンランド)

10. Kaku (日本)

11. Jim (オランダ)

12. Nikolas (フィンランド)

13. Jonathan (アメリカ)

14. Daniel (アメリカ

15. Naya (日本)

確かにこのホテル、独特な雰囲気ありますね。特に個室にこだわりが無ければ、素直にドミトリー(相部屋)でもいいよう気もしますが……

この写真シリーズ「Enclosed : Living Small」は、アメリカの写真家 Won Kim 氏の作品です。

ちなみに、このような暗く狭い部屋は東京だけではなく世界中のいろいろな大都市にも存在しています。例えばこちらはお隣中国の首都・北京の地下に作られた小さな部屋に住む人々を撮影した写真シリーズ「Rat Tribe」。かなりインパクトのある写真が数多く登場します。
大都会・北京の暗く狭い地下室に住む人々の写真集「Rat Tribe」

さらにこちらはニューヨークの狭い部屋に暮らす人々を捉えた写真シリーズ「81 Bowery」です。
わずか6平方メートルのキュービクルで暮らすニューヨークの中国人移民たちの生活を描いた写真集「81 Bowery」

ソース:Enclosed : Living Small

関連記事

部屋からの景色が悶絶モノのカンボジアのホテルの画像 - DNA

廃墟となり不法占拠されているアフリカで最も豪華だったモザンビークのホテル「The Grande Hotel」 - DNA

ホームレスの人が生活している環境をめいっぱい体験できるスウェーデンのホテル「Faktum Hotels」 - DNA

古代遺跡から最新アートまで、自然の洞窟や岩、丘などを利用した住宅いろいろ - DNA

普通の家を秘密基地に変身させてしまう隠し扉35選 - DNA

精子バンクへの精子提供時に男性が使用する部屋はこんな感じ - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧