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サハラ砂漠の真ん中で泥から塩を作る奇妙な塩田のある村「ティギダンテッスム」の空撮画像がすごい


西アフリカの内陸国ニジェールの北部にある、約50家族が暮らす小さな村ティギダンテッスム(Teguidda-n-Tessoumt)。この村では古来より手作業で貴重な塩を作り続けているのですが、その塩を生産する塩田が非常に特徴的なことで知られています。

ティギダンテッスムの塩は、一般的な海水作られるのではなく多量に塩分を含んだ粘土から作られます。ちなみに、ここはサハラ砂漠の真ん中なので周囲数千kmに海は存在していませんが、ティギダンテッスムには約20ヶ所の泉が存在し、その水に塩分が多く含まれています。

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ティギダンテッスム流の塩の作り方は、まずは直径1.8mの水が満たされた大きな池に粘土を入れ、男性が池の中に入って水と粘土を足で混ぜ合わせ泥を作ります。

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次に、沈殿した泥が安定したらひょうたんから作られた器を使って塩水を近くの乾燥した小さな池に撒きます。池のメンテナンスを含め、ここまでの工程は男性が手作業で行います。

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ちなみに池の色は当初粘土の色をしていますが、次第に藻が繁殖や太陽光の反射などで様々な色に見えます。

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あとは女性と子供たちの仕事になります。女性の仕事は乾燥した小さな池の表面に現れる塩の結晶を集め、次の作業が出来るよう状態にすること。そして、子どもたちは水を持って小さな池を監視しながら歩き、固くなってしまった表面を見つけたら水をかけています。もし確認せずにほっておくと、表面の塩の乾燥が更に進みガチガチになってしまいます。

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すこしずつ水分を飛ばしながら集められた塩は、最後はブロック型またはケーキ型にして、天日干しにすることで塩の完成となります。

ティギダンテッスムの塩は、村にやってくる商人によって食べ物などと交換されます。またこの塩は、人が消費するためではなく主に家畜のサプリメントとして使用されているそうです。

ティギダンテッスムの塩田と村は Google マップから確認することが出来ます。

モロッコ・フェズの数千年続くという革工場となんとなく似た雰囲気がありますね。
数千年も変わらぬ手法で革を染色し続けるモロッコ・フェズ旧市街の革工場

ソース:Salina de Teguidda n Tessoumt | TECTÓNICAblog

The Unusual Salt Industry of Teguidda-n-Tessoumt | Amusing Planet

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