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バッテリーの続く限り空気椅子可能なウェアラブルチェア「Chairless Chair」


壁に背をつけヒザを90度に曲げて体重を支える「空気椅子」はポピュラーなシゴキのメニューですが、スイスのスタートアップが作り上げたこちらのデバイス「Chairless Chair」をつければ、何の苦労もなく空気椅子が可能です。

1. 「Chairless Chair」はご覧のとおりのデバイス。荷重をすべて踵の支柱に逃すことができます。

2. スイッチオンすると膝関節部分のダンパーが固定されるというもの。自分の足で体重を支えなくてもいいので、バッテリーが続く限り「空気椅子」の姿勢が取れます。

3. 中腰の作業が多いけれども、動きまわらなければならないような自動車修理や工場のライン作業には実に最適。

4. イスが空いていなくとも座ることができます。

解説動画はこちら。
Noonee – The Chairolution – YouTube

単なる「つっかい棒」に見えてしまいますが、ほぼ同じ仕組みのものが「パワーアシストスーツ」「強化外骨格」として研究開発されています。

こちらは松葉杖の代わりとして使用している例。下半身の外側にアームが延長され歩行を助けます。「Chairless Chair」と違って関節を動かすためにバッテリーパックが巨大になっています。
ReWalk – Walk again: Argo’s Exoskeleton Technology – YouTube

「Chairless Chair」は「関節が固まるだけの強化外骨格」であって「なにそれ役に立つの?」というくらいシンプルなアイディアなのですが、実際に使用イメージを見ると今すぐにでも使ってみたくなりますね。通勤が長い人など、デスクワーカーにも嬉しいガジェットです。

ソース:Home – noonee®

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