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[閲覧注意] 中世ヨーロッパで拷問や処刑に使用された残酷極まりない拷問装置21選


中世のヨーロッパで製作され拷問や処刑に使用されていた非常に残酷極まりない21種類の拷問用装置です。人類の負の歴史の一部として展示されているものや当時を再現したイラストなどもあります。

※残酷極まりない器具や装置なので、気分を害する場合があります。閲覧する場合には十分に気をつけてください。

1. ユダのゆりかご(Judas cradle)
足を縛られ状態で吊し、鋭いピラミッド型の台座に座らせる拷問器具。

2. 棺拷問(Coffin Torture)
罪の重さによって決められた期間拘束する拷問器具。神の冒涜など、特に重大な罪の場合は炎天下の中に肉食獣と一緒に放置する死刑器具としても使用されていました。

3. ファラリスの雄牛(Brazen Bull)
古代ギリシャで使用された真鍮で作られた空洞の雄牛の中に犠牲者を押し込め徐々に焼き殺す装置。雄牛の頭部には内部からのもがき苦しむ声を雄牛の唸り声へ変調する仕組みが施してあった。

4. スコールド・ブライドル(Scold’s Bridle)
「口やかましい女性の猿ぐつわ」を意味する主に女性に使用された中世のスコットランドの鉄製マスク。口の中へ入れる金属にはトゲがあり話すことが出来ないようになっていた。

5. 拷問棚(Rack Torture)
両端にローラーが取り付けられた長方形型の装置。上部のローラーに腕、下部のローラーに足が縛り付けられ、中央のハンドルで上下から徐々に体を引っ張ることで骨の脱臼し、最後には体を引き裂く仕組みになっていた。

6. 拷問椅子(Chair of Torture)
様々なバリエーションが存在する内部に無数のトゲがあるイス型の拷問器具。

7. 苦悩の梨(Pear of Anguish、)
口(神の冒涜者や嘘つきの罪)、肛門(ホモセクシャルの罪)、膣(女性の罪人)などの人体の開口部に注入する洋なし型をした金属製の器具。ネジを回すと徐々に4つの葉に広がるため最後には開口部が裂けてしまう仕組み。また、内部にスパイクが装着されたものもある。

8. ネズミ拷問(Rat Torture)
生きたネズミを使った安上がりで効果的な拷問の手法。様々なバリエーションが存在している。その中でも最も一般的な手法は、仰向けで固定された犠牲者のお腹の上にネズミの入ったゲージを置き、ゲージの上部を高熱で熱することで穴を掘って熱さから逃げようとするネズミの習性により死に至る。

9. ブレスト・リッパー(Breast Ripper)
その名が示す通り胸部を切り裂くドイツで使用されていた鉄製の拷問器具。主に不倫をしたとされる女性に使用されていた。

10. ヘッド・クラッシャー(Head Crusher)
中世ヨーロッパで広く使用されていた頭蓋骨を粉砕する器具。下部にアゴを乗せ、頭頂部にカップ部分を被せ締め上げる仕組みとなっている。

11. ノコギリ(Saws)
逆さ吊りにされた犠牲者を股の間からノコギリに切り裂く拷問。一般的なノコギリがあれば実行可能なため中世では広く行われていたとされる。

12. 鉄の処女(Iron Maiden)
中世のドイツなどで使用されていたとされる、内部に多くの鋭いトゲのある拷問具。しかし、現在では実在し使用されていたのかについては疑問視されている。

13. スペインのくすぐり装置(Spanish Tickler)
猫の肉球とも言われる金属製の熊手の形をした拷問具。かわいい名前とは真逆で、その鋭い刺で体全体の肌、更には骨や筋肉まで切り裂いた。

14. 鉄環絞首・ガローテ(Garrotte Torture)
椅子に座った犠牲者の首に巻いた鉄製の輪を後ろから締め上げ窒息させる拷問具。1978年までスペインの公式死刑器具として使用されていた。

15. 鞭打ち(Flagellation Whipping)
中世までのローマでは一般的に行われていた手法。現在でもイスラム諸国などの一部の地域や国で刑罰として行われている。

16. さらし台(Pillory Torture)
ピロリーと呼ばれる両手、頭を差し込む穴の開いた罪人を晒し者にする器具。現在は主に趣味の世界で使用されることも多いようです。

17. 車裂き(Breaking Wheel)
手足を縛れた状態で大きな車輪をゆっくりと回転させ、処刑人たちが手に持った棍棒や鉄のハンマーで打ち据えられる拷問。

18. 親指ねじ締め(Thumbscrews)
指をゆっくりと締め上げる拷問具。

19. 異端者のフォーク(Heretics Fork)
両端が鋭いフォーク状をした自白を強要させる拷問具。両手を縛られた状態で吊るされ、フォークの両端をのどと胸に固定して使用する。非常にシンプルな構造なのだが、頭を下げると強烈な痛みがあるため眠ることが出来ない仕組みとなっており、長時間寝ていない状態が続き遂には自白をしてしまう。

20. ひざ分裂器(Knee Splitter)
主に取り調べなどの際に、ひざや関節などをゆっくりと締め上げ分裂させる拷問具。

21. クロコダイルのオオバサミ(Crocodile Shears)
王様の暗殺を企てた者などに使用された、指やペニスを切断するための拷問具。

また、「フランス最後の死刑執行人、フェルナン・メイソニナーの拷問器具の写真73枚」では現在は使用されていませんが、近代まで使用されていた拷問具を紹介しています。

ソース:21 Medieval Torture Devices And Techniques – Gallery

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