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世界最高の自動小銃を作った男、ミハイル・カラシニコフ氏が94歳で死去


世界で最もたくさん生産されている工業製品にして、世界最高の自動小銃を設計したロシアのミハイル・カラシニコフ氏が2013年12月23日、94歳でこの世を去りました。


ミハイル・カラシニコフは1919年生まれ。トラクターの整備工から第2次世界大戦直前に赤軍に参加。小柄な体を生かして戦車の整備兵として活躍するかたわら、機械技術について学びました。

1941年、ブリャンスクの戦いで負傷し入院した際、同じく入院していた兵士から当時のロシア軍のライフルのひどさを聞いたことがAK-47開発のきっかけとなりました。生産しやすく、頑丈で、いつでも射撃できる信頼ができるこのAK-47は旧共産圏にどんどん輸出・採用されたほか、また世界中でコピー品が生産されました。この銃を使って流された血がいくほどあるかを考えると「ベストセラー」という言葉はふさわしくないかもしれませんが、最も多くを殺し、そして最も多くを守った自動小銃であることは間違いないでしょう。

晩年はカラシニコフ小銃の生産者であるイズマッシュ社の不振と倒産に心をいためつつも、同社やその従業員を守るべく奔走。その名前とコネクションを最大限に発揮し、イズマッシュ社の吸収合併と「カラシニコフ」ブランドの復活をなしとげました。

その功績は、アメリカの銃器設計者ジョン・ブローニングとならんで間違いなく20世紀最高のものです。あらためてご冥福を祈りたいと思います。

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