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超水鉄砲「スーパーソーカー」の発明者、ハスブロ社から超巨額のロイヤリティを得る


トリガーを引く指の力で一発ずつ空気を圧縮するのではなく、事前にポンピングして圧縮しておいた空気を使って水を飛ばす水鉄砲「スーパーソーカー」はまさに市場を一変させた「新兵器」。その特許を巡る調停で、ものすごい額のお金が動いたようです。


こちらが「スーパーソーカー」。前のハンドルを前後に動かすことでタンクに圧縮空気がたまり、より遠くに撃ったり連射したりできます。水鉄砲ファイトからTシャツを着た女性をびしょびしょにする「濡れTシャツコンテスト」まで応用は様々です。
IMG_1453 | Flickr – Photo Sharing!

スーパーソーカーの生みの親、ロニー・ジョンソンさんは80件の特許をもつ発明家。タスケジー大学で博士号をとったあと空軍の研究機関を経て、NASAのジェット推進研究所のメンバーとして活躍しました。「ガリレオ」や「カッシーニ」といった超長距離探査衛星にもかかわったことがあるそうです。

ジョンソンさんが「スーパーソーカー」の特許を取得し、ララミ社にライセンシングしたのが1989年。その年発売したスーパーソーカーは2億ドル(当時のレートで約300億円)売り上げる大ヒット、現在までに20億ドル(約2千億円)を売り上げているそうです。

後にララミ社は大手おもちゃ会社のハスブロ社に買収され、その際スーパーソーカーをベースとした「3次元の製品」については2%「二次元の視覚的表現」については1%のロイヤリティを支払うという合意に至ります。

ところがハスブロ社は「スーパーソーカー見た目がそっくりな水鉄砲」の売り上げについて一部ロイヤリティに計上していなかったことが発覚、2006年から2012年の販売分についてのロイヤリティを求め、ジョンソンさんは提訴しました。

その後、調停を経て2者は和解。ハスブロ社がジョンソンさんに7千300万ドル(約73億円)を支払うことで解決に至ったということです。

たかがおもちゃ、されどおもちゃ。ものすごく売れるおもちゃだと、ロイヤリティもこれくらいのビッグなものになってしまうのですね。驚きです。

ソース:Super Soaker creator awarded $72.9M from Hasbro | www.ajc.com

トップ画像:2013 Sourdough Raft Race | Flickr – Photo Sharing!

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