ネット・PC

[字幕動画]あの「Siri」の声優さん、とうとう名乗り出る


2011年、iPhone4Sに搭載されたアシスタント「Siri」は、色々な質問に対して実に人間くさい対応をすることでまたたくまに話題となりました。このSiriの声優さんは長らく謎の人物だったのですが、その正体は実はこんな女性だったのです。


下の「Select Language」タブから「Japanese」を選択して再生すると字幕が表示されます。動画が表示されていない場合は、何度か「F5」キーを押してページの表示を更新してみてください。

 
Scansoft社、後のNuance Communications社がSiriの開発に乗り出したのは2005年のこと。ジョージア州アトランタにあるGM Voicesはデバイス向けの自動応答音声の声優を専門にマネージというニッチな事務所で、彼らが紹介したのがスーザン・ベネットだったのです。

Siriがいったい誰なのか。イギリス版はジョン・ブリッグス、オーストラリア版はカレン・ジェイコブソンがそれぞれ声を当てていましたが、最後のアメリカ版は誰なのか明らかになっていませんでした。

iOSでは新たに2つの声が追加され、古いバージョンは役目を終えつつありました。そんな中、一部ニュースサイトがまったく別の声優を「Siriの正体だ」と報じてネットで騒動になるなどしたため、まったく別の件でスーザンに取材を行っていたCNNに対して名乗り出ることを決めたそうです。

Apple社をはじめ関係企業はスーザンがSiriなのかどうか、まったく明らかにしなかったためCNNは独自に確認を行いました。そして声紋鑑定の結果、スーザンは確かに「Siri」の中の人であることが分かったのです。

「何時間も同じテキストを読み上げることができる声優はいるけど、私には退屈で無理だったわ。だからSiriがちょっとぶっきらぼうな時は、そういうときに録音された音声が流れてるんじゃないかした。4時間の録音の最後の15分ぶんくらいかしらね。」とユニークなコメントを残しているスーザンは、確かにSiriっぽいチャーミングさを漂わせています。

ソース:‘I’m the original voice of Siri’ – CNN.com

関連記事

「iPhone 4S」のお茶目なアシスタント、Siriさんの愉快な問答集 - DNA

呪われたSiriが人々を虐殺しまくるホラー映画風ショートムービー「Siri: The Holiday Horror Movie」 - DNA

対決動画、iPhone4SのSiriさんはファービーの言葉を理解できないことが判明 - DNA

iPhone4Sの「Siri」をパワーアップする「HAL9000」型マイク/スピーカー「IRIS 9000」 - DNA

iPhone4Sの意外な弱点、50口径のライフル弾には耐えられないことが判明 - DNA

ものすごい正確さで未来を描いた1993年のTVコマーシャル「You Will」に登場した20個の技術 - DNA

この記事をブックマーク/共有する


前後の記事

DNAをこれからもよろしくお願いします!

Facebook上のコメント一覧