科学と技術

特殊静音狙撃銃「VSS Vintorez」の実銃をフルスクラッチで作るプロジェクトがスタート


物欲というのは限りなく、手に入りにくいものほど情熱をかきたてられるといいます。ロシア生まれの特殊な狙撃銃「VSS Vintorez」がどうしても欲しい、というガンマニアが集まり、これを1から設計・製造してしまおうというプロジェクトが立ち上がりました。


VSSはロシア語の「特殊用途狙撃銃」の頭文字をとり、愛称は「Vintorez」。400m程度の比較的近距離にいる敵の防弾チョッキを貫通させるのを目的として設計されました。銃本体に組み込まれた巨大なサイレンサーと、音速を超えない特殊な弾によって非常に静かな発射音を実現しています。このため、ロシアの特殊部隊で多くが使われているのが確認されています

発射音の小ささがわかる動画はこちら。バックに聞こえる他のライフルの音は大きく反響しているのに対し、VSSは「バシャッ!」という機械音しかしません。それだけ響く音が小さいのです。
VSS Vintorez cal 9x39mm, fusil Spetsnaz – YouTube

同じ構造を持つAS Valの分解。「狙撃銃」というには非常に短い銃身、そしてその倍以上あるサイレンサーの組み合わせは、西側のコンセプトに慣れた目には実に奇妙に感じます。

これだけの珍しい銃ですし、最近はFPSゲームでの露出もあり非常に人気が高いのですが、フルオートライフル、しかも軍用銃をアメリカに輸入することは法律上不可能。

「それならば自分達で作ってしまえ」ということで、ネット掲示板「4chan」に集まったユーザーをベースとしてこのプロジェクトはスタートしたそう。現在は製造販売のためのライセンス取得手続きを行っているそうです。

構造図やパーツの寸法に関する情報はすでに集まっており、現在はCADでの図面作成を行っているということです。またVSSの弾薬はAK-47の7.62x39mm弾を改造した9x39mm特殊なものなのですが、これも一般的なものが使えるよう変更するということです。

アメリカは銃器社会ですが、例えばWWII中の軍用銃などはほぼ輸入ができません。このため、見た目だけ似せる外装キットや、そっくりそのままコピーしたレプリカなどにそれなりの人気があるようです。VSS Vintorezに関しては既にエアガン化され発売されていますが、実銃が欲しい人はたくさんいるようですね。現在はTmblrブログで経過が公開されています。

ソース:Project Yedinorog

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