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スウェーデン「営利目的のネットゲーム用PC」に課税の判断


スウェーデンでは宝くじやゲームセンターのゲーム機などに対し、その規模に応じて課税されていますが、先日「営利目的のネットゲーム用PC」にも課税するという判断がなされました。


スウェーデンのLotteri Inspektionen(英訳:Game Agency ゲーム管理局)は、これまでゲームセンターにおかれたゲーム機についての課金を主に行ってきましたが、例えばネットカフェに設置されたマルチプレイヤーゲーム用のPCもこれに相当すると判断したようで、設置台数・規模に応じて最大5000ドルの課税を行うとしています。

課税は、そのPCを他人に使わせることによって対価を得ている場合にのみのよう。例えば複数人が自分のPCを持ち寄って接続して遊ぶ、非営利の「LANパーティ」には課税されないとの見解です。

しかし営利の「LANパーティ」についてはやや不透明。個人のゲーム機を持ち寄って集合した場合、そこは「ゲームセンター」に当たるのかどうかなどは明示されていません。

スウェーデンでは約2万人が参加する超大規模な「DreamHack」にはじまり、LANパーティの盛んなお国柄。LANパーティのオーガナイザー達はかなり混乱しているということです。

ソース:Fortydligande: Barn och ungdomar ska ha justa miljoer – Lotteriinspektionen

Avgifter for tillstand och typgodkannande – Lotteriinspektionen

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