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クラウド出資サイト「Kickstarter」でもっともウケるジャンルは何か


自分のアイディアをネットに公開して資金提供をつのる「クラウドファンディング」がここ数年の間に大きく成長しています。それではこの方法ではどんなジャンルのアイディアに資金提供が集まるのでしょうか?2012年中に4万2千件のアイディアを掲載し、総額290億円を集めた「Kickstarter」のデータが公開されていました。


クラウドファンディングサイト「Kickstarter」ではユーザーは自分が投資したいアイディアを選び、好きな金額の投資を行います。

内容は「ソンビになったオサマ・ビンラディンを倒すアクション映画」から「レイアウトを自由自在に変更できるカメラバッグ」まで、非常にバラエティに富んでいます。

それでは、どのようなアイディアがお金を集めやすいのでしょうか?応募数、うち目標額を達成した成功数、総出資額、出資者数、成功率の一覧がこちらです。出資額で並べています。

「ゲーム」の約8300万ドル(74億円)というのがまず目を引きます。コンピューターゲームだけでなく、ボードゲームやTRPGなども含まれており非常に活発なジャンルですが、反面目標額を達成できずに終わるケースもダントツです。

「音楽」は額も成功率も堅調。「音楽業界」と「音楽家」は似て非なるものだということが現れる結果となりました。

「ダンス」や「演劇」は、いずれも約7割という成功率の高さが目を引きます。もともと関わる人数が多いものだけにしっかりとコミュニティが存在するので、口コミが広がりやすいことが考えられます。クラウドファンディングで制作費の一部を集めた「アイアン・スカイ」のティモ・ヴォレンソラ監督も「クラウドファンディングで最も大事なのはコミュニティづくり」と言っていましたが、まさしくその通りです。

こちらは棒グラフが出資額、折れ線グラフが成功率をあらわすグラフ。ファッションをクラウドファンディングでなんとかする、というのは難しいようですね。

クラウドファンディングはその仕組みはもちろん、募集サイトが面白いコンテンツだらけになってそれだけでも楽しめるのがいいところ。国内では「Campfire」が2012年中に136件のプロジェクトに対し9200万円の出資を行いました。こうした資金調達の容易化によって面白いアイディアがどんどん出てくるようになるのはとてもいいことです。

ソース:The Best of Kickstarter 2012 — Kickstarter

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