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「ゲーム会社に機密漏らした」アメリカ海軍特殊部隊員7人が処罰される


2012年6月に公開されたアクション映画「ネイビー・シールズ(原題:Act Of Valor)」など、最近の映画やゲームは現役の特殊部隊員が出演したり、細かい考証のアドバイスをすることが多くなりました。それによって確かにリアルにはなるのですが、あまり喋りすぎるのも困りものです。


処罰されたのは、アメリカ海軍特殊部隊「ネイビー・シールズ(Navy Seals)」の中でも特に機密度の高いチーム「DEVGRU」、通称「チーム6」の現役隊員7人。春と夏の2日間に有償でゲーム会社エレクトロニック・アーツ(Electronic Arts)の新作FPS「メダル オブ オナー ウォーファイター」に対し、有償のコンサルティングを行ったとされています。

DEVGRU(海軍特殊戦開発グループ)はイスラム過激派組織「アルカイダ」の首魁、ウサーマ・ビン・ラーディン殺害作戦に投入された部隊として知られています。

DEVGRUはアメリカ海軍特殊戦コマンド所属ですが、作戦上は別組織である統合特殊作戦コマンドの指揮下に入るという非常に秘匿度の高い部隊。そもそも「開発グループ」の名が示すとおり政府機関は彼らが実戦に投入されていることを公式には認めておらず、その活動内容は文字通り闇の中にあります。

隊員によってどのような機密事項が漏洩したのかは明らかになっていませんが、そもそも隊員には守秘義務があり、原則として任務について語ることは許されていません。7人は全員、2ヶ月間減給50%の処分。また戒告の通知を受け取っており、これによって昇進の見込みがなくなるので事実上の退職勧告をうけた形になります。また過去在籍した現役軍人4人も調査を受けているとのこと。

「メダル オブ オナー ウォーファイター」は2012年11月15日発売になるFPSゲーム。ソマリアの海賊の本拠を急襲するミッションなど「実際の事件に基づく」点がウリになっており、「各国の特殊部隊員の協力を得ている」そうですが、海外のゲーム関連サイトでの評価はやや低め。「怒られるほどのリアルさ」が面白さにあまり影響を与えなかったようで、7人は「怒られ損」となってしまったようです。

2012年6月に公開された「ネイビーシールズ(原題:Act Of Valor)」や、「Seal Team Six The Raid On Osama Bin Laden(「Code Name: Geronimo」から改題して2012年11月4日にナショナル・ジオグラフィクスチャンネルで放映)」、そして日本では2013年2月に公開される「ゼロ・ダーク・サーティ(原題:Zero Dark Thirty)」など、実際に隊員が出演したり、詳しいアドバイスをしている作品が多くなるのはファンにとってとても嬉しいことですが、今後はいったいどうなってしまうのでしょうか。

ニュース動画はこちらから。
7 Navy SEALs Reprimanded Over Medal of Honor:Warfighter – YouTube

ソース:7 Navy SEALs disciplined for role with video game – CBS News

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