アートとデザイン

フランス・パリで約200年間続く「女性のパンツルック禁止」条例、近く改正へ


日本の法律も大昔に作られたままほったらかしになって、時代に追いついていないものがたくさんあるのですが、世界のファッションの発信地、フランスはパリ市の条例では約200年前から「女性のパンツルックは禁止」なのだそうです。


この条例はフランス革命後間もない1799年、当時のパリの警察庁長官によって制定されたもの。条例によると男性のような服を着たい女性は警察の許可と、足を出す正当な理由を記した診断書を医者から取得しなければならなかったそうです。

もちろんその後段々と緩和され、1892年には乗馬服は例外として改訂、さらに1909年には自転車に乗っていたりハンドルを押したりしている場合もパンツルックはOKということになりました。

しかし条例そのものが撤廃されることはありませんでした。1946年に「フランス国内すべての地域において、男女に平等な権利を認める」という1文が憲法に追加、さらに1969年、世界的に男女平等の機運が高まりイブ・サンローランによる「ミリタリー・ルック」などマニッシュなファッションが大流行するも、この不思議なルールは生き残り続けます。

パリの市議会は警察庁に条例の廃止を申し出たものの「ファッションには流行り・廃りがあるので、それに合わせてコロコロと条例の文言を変えるというのは賢明ではない」というよく分からない理由で却下しました。2010年には市議会で議論されたものの「すでに考古学ものの法律」であり改正の手続きを行なう優先度が低いとして見送られています。

パリの女性警官の制服は長ズボンだったりするので、この条例はもう有名無実と言ってもいいのですが、悪法も法なりということで時折メディアをにぎわすことがあります。女性議員は1980年まで議場でのパンツルックが禁止されていたのですが1972年、当時下院議員であった元司法大臣のミシェル・アリオット・マリー氏は議会にパンツで登場し物議を醸しました。議場の廷吏に入場を止められると「パンツルックに問題があるなら、今すぐここで脱ぐがよろしいか!」とタンカを切ったそうです。

マリヴォンヌ・ブロンディン上院議員が改正案を提出しており、サルコジ大統領もこうした古い法律に関する見直しを行なうと約束していることから、今年、ようやく改正となるようです。

ソース:200-year-old Paris trouser ban for women may finally be repealed – Telegraph

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